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水銀に関する水俣条約~今後の見通しについて~

水銀に関する水俣条約~今後の見通しについて~

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「水銀に関する水俣条約~今後の見通しについて~」を掲載しました。(2015/11/4)

 

水銀ランプの製造・輸出入禁止にともなう弊社の取り組み

水銀に関する水俣条約

2013年10月熊本にて「水銀に関する水俣条約」の採択と署名が行われました。

■条約の目的

水銀及び水銀化合物の人為的な排出から人の健康及び環境を保護する。

■条約交渉の経緯

1.   2009年に国連環境計画(UNEP)の管理理事会において、国際的な水銀の管理に関して法的拘束力のある文書
     (条約)を制定するための交渉を開始することを決定

2.   2010年より水銀条約交渉を開始

3.   2014年11月に、タイ・バンコクにて第6回政府間交渉委員会(INC6)が開催され、締結国会議第1回会合において採択
  されるべき貿易手続きに関するガイダンス等についての議論を実施。会合には、120以上の国・地域の政府代表の
  他、国際機関、NGO等400名以上が出席

4.   水銀に関する水俣条約の発効に向けた準備作業として、平成28年3月にデッドシー(ヨルダン)において、同条約の
  政府間交渉委員会(INC7)を開催。締約国会議第1回会合において採択されるべき貿易手続きに関する手引等
  について議論を開催。

■条約発効までのスケジュール

1.   2013年10月9~11日に熊本県にて条約の採択及び署名を行うための外交会議を開催

2.   50番目の国が批准した日から90日後に発効

  (日本は平成28年2月2日付けで批准し、23番目の締約国となりました。
   また、平成28年7月5日現在の批准国は28か国)

3.   平成28年7月5日現在、条約は未発行

■水銀に関する水俣条約の概要

1.   水銀供給と国際貿易

①  条約発効後の水銀一次鉱山は禁止。既存鉱山は条約発効後15年で禁止

②  水銀の輸出は、条約上で認められた用途のみ。輸入国の事前同意必要

  ⇒ 今後、輪出入手続きについては、第1回締約国会議までにガイダンスを作成

2.   水銀添加製品

①  電池、蛍光灯(水銀を一定量以上含有)、高圧水銀灯、スイッチ・リレー、温度計等計測機器の
  製造、輸出、輸入禁止

         ただし、次の製品は適用除外

a.   市民の保護及び軍事的用途に不可欠な製品

b.   研究、計測器の校正及び参照の標準としての使用を目的とする製品

c.   水銀を含まない実現可能な代替製品によって交換することができない場合におけるスイッチ及び継電器、
  電子ディスプレイ用の冷陰極蛍光ランプ(CCFL)及び外部電極蛍光ランプ(EEFL)並びに計測器

d.   伝統的な慣行又は宗教上の実践において使用される製品

e.   保存剤としてのチメロサールを含むワクチン

②禁止された水銀添加製品が組立製品に組み込まれることを防止する措置を講じる義務


<付属表A>
製造・輸出入が禁止される水銀添加製品 禁止
開始年
電池(水銀含有量2パーセント未満のボタン形亜鉛酸化銀電池及び水銀含有量2パーセント未満のボタン形空気亜鉛電池を除く。) 2020年
スイッチ及び継電器(極めて高い正確さの容量及び損失を測定するブリッジ並びに監視及び制御のための装置に用いる高周波無線周波数のスイッチ及び継電器であって、ブリッジ、スイッチ又は継電器当たりの水銀含有量が最大20ミリグラムのものを除く。) 2020年
ランプ1本当たりの水銀含有量が5ミリグラムを超える30ワット以下の一般的な照明用のコンパクト蛍光ランプ(CFLs) 2020年
次のものに該当する一般照明用の直管蛍光ランプ(LFLs)

a.ランプ1本当たりの水銀含有量が5ミリグラムを超える60ワット未満の三波長形蛍光体を使用したもの

b.ランプ1本当たりの水銀含有量が10ミリグラムを超える40ワット以下のハロリン酸系蛍光体を使用したもの
2020年
一般的な照明用の高圧水銀蒸気ランプ(HPMV) 2020年
次のものに該当する電子ディスプレイ用の冷陰極蛍光ランプ(CCFL)及び外部電極蛍光ランプ(EEFL)

a.ランプ1本当たりの水銀含有量が3.5ミリグラムを超え、及び長さが500ミリメートル以下のもの

b.ランプ1本当たりの水銀含有量が5ミリグラムを超え、及び長さが500ミリメートル超1500ミリメートル以下のもの

c.ランプ1本当たりの水銀含有量が13ミリグラムを超え、及び長さが1500ミリメートル超のもの
2020年
化粧品(水銀含有量が一質量百万分率を超えるもの)。肌の美白用せっけん及びクリームを含むが、水銀を保存剤として使用する場合において効果的かつ安全な代替の保存剤が利用可能でないときは、眼の周囲の化粧品を含まない。 2020年
駆除剤、殺生物剤及び局所消毒剤 2020年
次に掲げる非電気式の計測器(水銀を含まない適当な代替製品が利用可能でない場合において大規模な装置に取り付けられたもの又は高精密度の測定に使用されるものを除く。)

(a)気圧計(b)湿度計©圧力計(d)温度計(e)血圧計
2020年
注)製造開始年:製造・輸出入が許可されなくなる期限
(産業構造審議会製造産業分科会化学物質政策小委員会(第1回) 配布資料2-4より抜粋)

「水銀に関する水俣条約」の国内担保状況について~正しく理解していただくために~
2015年(H27年)9月15日付 重要なお知らせ (一社)日本照明工業会 より抜粋(補足)

2013年(H25)10月10日、水銀による汚染防止を目指した「水銀に関する水俣条約」(以下、水俣条約という)が、熊本県で開催された国連環境計画(UNEP)の外交会議で採択・署名され、国内ではその締結のために国内担保法の整備が進められているところです。
2015年(H27)6月12日には、国会において「水銀による環境の汚染の防止に関する法律案」が可決・成立し、同8月5日には、この法律の政省令に基づいて政省令案が策定のため「水銀に関する水俣条約を踏まえた今後の水銀対策について(第二次答申)」が環境大臣に答申されました。現在、この第二次答申に基づいて政省令案が策定され、2015年9月8日から10月7日に亘って意見募集(パブリックコメント)が行われました。注目すべきは、この政省令案は、いくつかの点で水俣条約を超えた規制となっている事です。上表③、④、⑥については製造、輸出又は輸入禁止が2017年を期限とするよう前倒しの案となっています。

【現時点における国内市販ランプメーカーへの影響について】

Ⅰ 一般照明用(1)の高圧水銀ランプを除き、現在市販されている蛍光ランプやHIDランプ(2)などの水銀使用ランプについては、すでに水銀含有量の基準をクリアするなど、規制の対象製品は存在しませんので、製造、輸出又は輸入の近畿の規制を受けることはありません。(3)
Ⅱ 一般照明用の高圧水銀ランプにつきましては、水銀封入量に関係なく、2021年以降、製造、輸出又は輸入が禁止になりますので、メタルハライドランプ、高圧ナトリウムランプ、LED照明などへの計画的な切り替えが必要です。

注(1) 「第二次答申」の中で、「一般照明用」とは「照度を確保するためのものであって、高演色用および低温用その他特殊
   用途にのみ用いられるもの以外をいう。」と定義されています。
注(2) HIDランプとは、高圧水銀ランプ、メタルハライドランプ及び高圧ナトリウムランプの総称です。
注(3) 日本照明工業会会員の製造販売するランプが対象で、会員外については把握していません。

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2021年以降、水銀ランプの製造・輸出入が禁止に!!


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代替LED製品の開発を弊社は積極的に推進!


水銀灯製品
防爆形水銀灯器具 HZABシリーズ
安全増防爆形水銀灯器具 HGLBシリーズ
道路・歩道用照明器具 HCHAシリーズ
WHシリーズ
HID投光器 JBD/WPシリーズ


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環境調和型LED製品(水銀フリー)
防爆形LED灯器具 LZIBシリーズ LZIB-1-thumb-368xauto-1962.png
LED道路照明器具 WNLAシリーズ WNLAgazou.png
LED歩道照明器具 WFLAシリーズ
防爆形LED投光器 LZIBシリーズ LZIB-3-thumb-368xauto-1964.png
LED投光器 LCTXシリーズ LCTX0148-thumb-368xauto-2375.png
高天井用LED灯器具 LFHXシリーズ